機能性吸着材「AQSOA」(アクソア)
AQSOAとは:
低温領域でも非常に効率よく水分を吸湿、再生する新しい吸着材です。従来のゼオライトやシリカゲルなどの吸湿剤と比べて水蒸気を吸いやすく、吐きやすい特性があります。
特長:
『AQSOAを応用し、60℃の低温排熱で駆動する吸着式冷凍機』2009年日経BP技術賞のエコロジー部門賞を(株)前川製作所と共に受賞致しました。 |
『"太陽の熱で冷房する"革新的な水蒸気吸着材の開発』2009年第3回ものづくり日本大賞の優秀賞を(株)三菱化学科学技術研究センターと共に受賞致しました。 |
- 低湿で急激に多量の水蒸気を吸脱着出来る。
- 温度依存性が大きく、従来材料に比べて大きな吸着量差を得られる。
- 水蒸気の吸着・脱着に対して耐久性が高い。
【吸着等温線によるAQSOAの吸着量比較】

AQSOAはFAM-Z01, FAM-Z02, FAM-Z05 の3タイプがあります。
※1 吸着量とは、乾燥重量1kgあたりの吸着材が吸着可能な水分量kgです。
※2 相対蒸気圧とは「吸着材周囲の水蒸気の圧力」÷「吸着材の温度での水蒸気の飽和圧力」です。
(吸着材周囲の水蒸気の温度と吸着材の温度が等しい時には、相対湿度と等しくなります。)
[弊社実験値に基づく]
用途例(1):吸着式ヒートポンプ (冷凍機、冷却機、エアコン用)

AQSOAを塗布した熱交換器
- 太陽熱を利用した冷房
- 車の排熱を利用したエアコン
- 工場排熱を利用した冷凍機
- 給湯器
<AQSOA吸着式冷凍機の仕組み>
<具体例>

AQSOAを用いた吸着式冷凍機
A courtesy of Mayekawa Mfg. Co.,Ltd.
三菱樹脂と前川製作所はNEDO技術開発機構の委託事業「太陽エネルギー新利用システム技術研究開発事業」(平成17〜19年度)の一環としてAQSOAを用いた吸着式冷凍機を開発実施しました。その成果として世界で初めて太陽熱を利用した次世代型吸着冷凍機の安定稼動に成功しました。
三菱樹脂と(株)前川製作所の「共同プレスリリース」内容(PDF形式)はこちらです。
用途例(2):低温再生型デシカント空調部材

AQSOAを塗布した
デシカントローター
再生用熱源として40〜80℃の低温排熱(燃料電池排熱、ヒートポンプ排熱や太陽光など)
の利用が可能です。無理な冷却除湿が不要となり、省エネルギーに貢献する除湿・加湿機として
注目されています。
- 調湿が必要とされる工場 (電池、半導体、食品、フィルム、金属加工 等)
- 雑菌・ダニ・カビの繁殖抑制が必要な施設 (病院、福祉・介護施設、レストラン 等)
- 除霜対策が必要とされる施設 (冷凍・冷蔵倉庫、スーパーマーケット 等)
- その他、湿度と温度が適切に制御された快適空間を確保したい施設など
詳細は下記連絡先へお問合せ下さい。
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三菱樹脂(株) 新規事業推進AQSOAプロジェクト TEL:03-3279-3094 |